Apple TVの新しいオープニングロゴ、実は実写撮影された映像であることが判明

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

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最近、サービス名称から"+"が取れたアップルの動画ストリーミングサービス「Apple TV」は、同社の最新OSが採用した新しいUI、Liquid Glassのイメージに合わせて、映像作品の冒頭に流れるオープニングロゴも液体ガラス風にリニューアルしました。

この新しいクレジットは現在、以前のApple TVコンテンツも含めすべての作品の冒頭で流れるようになっているため、作品を視聴したユーザーのほとんどは、以前のモノトーンからカラフルになったことも含めて、この変更に気づいたことでしょう。

アップルは、テレビ番組の冒頭には5秒間のバージョン、映画には12秒のシネマティックバージョン、予告編用には1秒間と尺が異なる複数のオープニングロゴを制作しており、それらのロゴの背景に流れるSEはシンガーソングライター・音楽プロデューサーのフィネアス(フィネアス・オコネル)がレコーディングしたものとなっています。

この新しいオープニングロゴ、ほとんどの視聴者はCGアニメーションで作られたものだと思っていることでしょうが、マーケティング情報サイトのAd Ageは、これが人の手によって制作されたロゴマークを実写撮影したものであることを報じ、その撮影風景を短いクリップとして公開しました。動画は現在、XなどのSNSに再投稿されたものを見ることができます。

このオープニングロゴは現在、旧作も含めたすべてのApple TVコンテンツの冒頭で見ることができます(ただ、YouTubeなどで見られる予告編は、映像編集時期の都合なのか、もっとも新しく公開されたものでも古いオープニングロゴのままのものがあります)。

最近はCGだけでなくAIで生成された映像がSNSなどにあふれていますが、そんな中であえて実写で、しかも短い時間のなかで強い印象を与える美しいオープニングロゴを作ってくるApple TVのセンスには、思わず感心してしまう人もいるのではないでしょうか。

AI生成動画は手軽に面白い映像が作れる一方で、やはり全体に不自然さがまだまだ払拭できないところもあります。CG映像もいまや当たりまえのものですが、アップルの新しいロゴには人の手によって作られた温かみがあるような気もします(プラシーボ効果)。


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《Munenori Taniguchi》

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