ゴジラ実写ドラマ『モナーク』第2シーズン制作決定。Apple TV+で複数のスピンオフも

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:Apple TV+

Apple TV+は、モンスター・ヴァース シリーズの実写ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の第2シーズン制作を発表しました。あわせて、複数のスピンオフシリーズの制作も決定しています。

モンスター・ヴァースとは、ゴジラをはじめとしたタイタン(怪獣)が実在する世界を舞台にした映画やドラマのこと。2014年の映画『GODZILLA ゴジラ』からスタートし、今年で10周年。映画の最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』は、日本では4月26日に公開を控えています。

モンスター・ヴァース初の実写ドラマだった「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は、父親の足取りを追う姉弟と、数十年にわたり活動を続ける秘密組織モナークの謎を描く内容。

3世代にわたる家族のドラマと、地球を揺るがす壮大な秘密を展開します。1950年代と2015年の同一人物をカート・ラッセル(老年期)とワイアット・ラッセル(青年期)親子が演じることも話題となりました。

今のところ、第2シーズンの内容は明らかにされていません。Apple TV+ の国際コンテンツ開発責任者モーガン・ワンデル氏は「シーズン2で視聴者がさらなるスリルを体験できるだけでなく、レジェンダリーのモンスター・ヴァースを拡張しながら、壮大で新たなフランチャイズの旅に出発して頂けることを、この上なく楽しみにしています」と語っています

すでにモンスター・ヴァース映画は『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)、『ゴジラvsコング』(2021年)が全世界的に好評を勝ちえており、第5作『ゴジラxコング 新たなる帝国』は4月に公開されるや2週間で3億8000万ドルの興行収入を記録しています。

モンスター・ヴァース世界では新規のオリジナル怪獣が目立っている印象もあります。お馴染みの東宝怪獣はこれまでラドン(ロダン)・モスラ・キングギドラ・メカゴジラ等が出演済みですが、ドラマの第2シーズンやスピンオフ作品ではどの未登場組が出てくるかも興味深いところです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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