スマホ版Chrome、URL誤入力検出機能を追加。カメラでGoogleマップ読み上げ、車椅子ルート検索などアクセシビリティも充実

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:Google

GoogleはiOSおよびAndroidのChromeについて、アドレスバーに入力したURLのタイプミスを検出し、本来入力したいと思われる正しいサイトをサジェストする機能を追加したと発表しました

これは今年5月、デスクトップ版で同様の機能を追加した際の「今後数か月のうちにモバイル版にも展開します」との約束を守った格好です。

Googleによれば、このURLタイポ修正機能は「失読症の方や言語を学習している方、誤字脱字が多い方」らを助ける意図とのこと。そのほか、フィッシングサイトでは得てして本物そっくりで紛らわしいドメインを使うことがよくあるため、ブラウジングが安全になるかもしれません。

本機能はChromeのほかGoogleマップおよび検索での、新たなアクセシビリティ要素の1つとして紹介されたものです。ほか、次のような新機能がリリースされました。

  • Lens in Maps(旧「ライブビューで検索」)に読み上げ機能が追加:検索バーのカメラアイコンをタップしてスマホを掲げれば、場所の名前やカテゴリーなどの役立つ情報が読み上げられます。すでにiOS版では利用でき、今年後半にはAndroid版にも搭載される予定です

  • 車いすのまま移動できるルート検索の追加:階段のない経路を検索できるようになり、車椅子を利用する人の他、荷物を持ったりベビーカーを使う人にとっても便利です。iOS版及びAndroid版Googleマップで、マップデータが存在している範囲でグローバルに展開されています

  • 車椅子で利用できる情報の追加:iOSおよびAndroid版Googleマップで、段差のない入口やバリアフリートイレ、車椅子対応の駐車場や座席がある場所では、車椅子アイコンが表示されます

《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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