Xbox Live Gold終了。新設のXbox Game Pass Coreプランに自動移行「月2本無料」はミニ遊び放題へ

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Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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マイクロソフトがサブスクリプションサービスXbox Game Pass の新プラン『Xbox Game Pass Core』追加と、従来のXbox Live Gold提供終了を発表しました。

Xbox Live Goldの加入者は9月14日より、自動的にXbox Game Pass Coreに切り替わります。月額は現在のXbox Live Goldと同じ842円。(追記:今後3か月・12か月プランも追加予定)。

Xbox Live Goldと新サービスXbox Game Pass Coreの違い

従来のXbox Live Goldの内容は、主に「オンラインマルチプレーヤーに参加できる※」「加入者限定の割引Deals with Gold」「月に2本の無料ゲームGames with Gold」でした。(基本無料ゲーム等では不要)

新サービスXbox Game Pass Coreでもオン参加権と割引は原則変わりませんが、無料ゲームのGames with Goldがなくなり、かわりに遊び放題サービスXbox Game Passから「厳選されたゲームタイトル」のミニ遊び放題に置き換わります

現時点で日本国内向けに公表済みの Xbox Game Pass Core収録タイトルは、

  • Among Us

  • Descenders

  • Forza Horizon 4

  • Grounded

  • Halo 5: Guardians

  • Halo Wars 2

  • INSIDE

  • Ori and the Will of the Wisps

  • Psychonauts 2

今後は年に2~3回、(フルバージョンの) Xbox Game Pass からゲームを追加する予定です。

これまでのGames with Goldタイトルはどうなる?

過去にライブラリに追加したゲームは、従来どおり加入しているあいだは遊べます。正確には、

  • Games with Goldでライブラリに追加したXbox Oneゲームは、Xbox Game Pass CoreまたはXbox Game Pass Ultimateに加入している間は従来どおりプレイ可能

  • Games with Goldでライブラリに追加したXbox 360ゲームは、サブスクリプションの加入状況にかかわらずプレイ可能

表では4プランが価格順に並んでいるわりに、下位プランに含まれて上位に含まれない特典(オン参加権)があるなど若干分かりにくくなっていますが、これは

  • かつて有料サービスはXbox Live Goldだけだった。(内容はオンラインマルチプレイヤー参加権と割引や毎月の無料ゲーム)

  • 追加してセットで加入できる新規サービスとして、数百タイトル遊び放題のXbox Game Passが加わった。(追加なのでXbox Live Goldの内容は含まない。Xboxゲーム機限定プランとPC限定プランで2種類ある)。

  • さらに全部入り最上位プランとして、Xbox Liveゴールド相当のサービスとXbox / PC双方の遊び放題、さらにクラウドゲーム等を組み合わせた Xbox Game Pass Ultimateを用意。

全部入りのXbox Game Pass Ultimateは、オンラインマルチプレイヤーに必要なXbox Live Goldと、遊び放題のXbox Game Pass (Console)を組み合わせるよりも安く、さらにクラウドゲームやパブリッシャーEAの遊び放題EA Playなど追加特典も用意する魅力的なプランとして移行を促し、結果的にプレーヤーごとの収益をアップする狙いでした。

日本での価格はCoreが842円、Ultimateが1210円。差額368円なら、Starfieldなど話題の新作も初日から収録の遊び放題カタログがPCでもXboxでも使え、スマホやタブレットでも遊べるクラウドゲーム等々も含んだ Ultimateがお得ではあります。

一方、別に遊び放題カタログにはEA Play含めて興味はない、マイクロソフトや傘下のゲームスタジオの新作には興味がない、クラウドゲームもしない、でも特定ゲームのオンラインマルチプレイヤーがしたいといった場合であれば、必要なときにCoreにすることで368円節約できます。

なお米国向けのアナウンスでは、日本国内向けにはないCoreの割安な年間プランがあったり、Coreの収録タイトルが公表済みで19本、サービス開始の9月14日までに追加タイトルを発表して「25本以上」になるとされているなど、日本向けとはかなり違う内容です。

もともと市場によってサービス内容は違い、特に日本向けの価格は Ultimate (1210円)でも米国のCore (9.99ドル/約1386円)より安いなど大きく変わる事情もありますが、とはいえUltimateのサービス内容で日本が見劣りすることもないため、Coreだけは格差がつくのか気になるところです。

追記: マイクロソフトによれば、国内向けに発表された9タイトルは現時点でレーティング等の確認が完了したもの。今後ロンチまでの時点でタイトルが増える可能性もあります。

またXbox Wireでの国内向け発表には記載がなかった1か月以上のプランについては、3か月・12か月を提供予定とのこと。


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《Ittousai》
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