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小惑星を好きな場所に落として大災害を起こせる「Asteroid Launch」シミュレーター

テクノロジー Science
Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

特集

小惑星を好きな場所に落として大災害を起こせる「Asteroid Launch」シミュレーター

クリエイターのNeal Agarwal氏が、地球上の好きな場所に小惑星を落として、推定される被害の規模を確認できるシミュレーター「Asteroid Launcher」を公開しています

設定できるパラメーターは4項目で、材質は鉄、岩石、炭素、彗星(氷?)、金のなかから選択でき、他にも直径、衝突速度、衝突の角度を自由に設定できます。

たとえば、鉄を材質とした直径30mの小惑星を秒速18km、角度45度で東京駅に落下させた場合をシミュレーションしてみると、小惑星は地表に到達することなく、上空11kmでバーストしてしまう一方、その威力は2メガトンのTNT爆弾に匹敵し、直径741mの火球が発生、推定約19万人が死亡し、中心から12km圏内の木々に火がつくかもしれないとの結果が出ました。

では、もし衝突する小惑星の直径が100mだったらどうなるか?と再度シミュレーションしてみると、小惑星は東京駅を中心に直径2.4km、深さ504mのクレーターを形成、衝撃波によって22km圏内の住宅が倒壊などの被害を受け、その衝撃はマグニチュード5.6の地震に相当、33km離れた場所まで届くとのこと。爆発の規模はTNT爆弾58メガトン分に相当します。

さらに、これが直径1.5kmという設定可能な上限いっぱいの特大サイズだったら…は、ぜひご自身でお確かめください。なお、2013年にロシア・チェリャビンスク州に落下した隕石は、直径15m前後、速度は秒速18km、角度は20度未満と言われています。

もちろん、これらは計算をもとにしたシミュレーションであるため、実際は天候や気温その他の考慮されていないパラメーターの影響で数値が変動すると考えられます。それでも、小惑星のサイズを変えるだけでもその被害範囲がどのように変わるかがよくわかり、ある程度の参考にはなりそうです。

このシミュレーターを制作したAgarwal氏は、他にも宇宙のスケールのでかさを3Dモデルでわかりやすく比較する「The Size of Space」や、ビル・ゲイツ氏の財産を使い果たすには何をどれぐらい買えば良いかがわかる億万長者シミュレーター「Spend Bill Gates' Money」などを公開しています。暇つぶしやウンチクのネタ集めに触ってみるのも良さそうです。


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《Munenori Taniguchi》
Munenori Taniguchi

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