Anker 511 Power Bank発売。20W充電器+5000mAhバッテリーが驚きの小型化

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橋本新義

橋本新義

IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

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PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

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ACアダプタやモバイルバッテリーなど充電系アイテムの中でも、根強い人気を持つタイプの製品である、USB急速充電器(USB ACアダプタ)とモバイルバッテリーの一体型モデル。とくにカジュアルなユーザーにとっては、本来2つのアイテムを1つで済ませられるという、非常に便利な製品でもあります。

この分野でのド定番となっているのが、アンカーの『PowerCore Fusion』シリーズ。大進化を遂げた同シリーズの新世代機種が、アンカー・ジャパンより本日発売となりました。

それが『Anker 511 Power Bank』。価格は4990円(税込)です。なお通称は現行モデルと同じく『PowerCore Fusion 5000』。数字となっているのは、現行と同じくモバイルバッテリー部の容量(5000mAh)です。

なお、同機自体は4月の同社プライベートショーにて「6月発売予定」と告知済のモデル。今回はこれがいよいよ発売となった、というパターンです。


特徴は、現行モデル(上写真、現行執筆時の価格は3590円)と比べて、別モノとも呼べるほどのデザイン変更と小型化を実現した点。とくに全体的なシルエットは、真四角に近かった現行モデルから、非常にスリムに、細長くなったのがポイント。アンカーは「リップスティック型」と称します。

実際の本体サイズは、約113×30×30mmで、重量は約170g。現行モデルは約72x70x31mmで約189gだったため、体積は10万1700立方ミリ対15万6240立方ミリに。約66%、つまり3分の2程度にまで減少しています。
重量は19gほどの差なので、若干軽く……といったところですが、この小型化はちょっと衝撃的です。

ただし一方で、端子はUSB Type-C×1基、最大出力は20W(ACアダプタ時でも、モバイルバッテリー時でも共通)に。
現行モデルの端子はUSB Standard-A×2基だったため、端子数としては減少しています。ここは留意が必要なポイントでしょう。

そして、ともすれば小型化以上に使い勝手に影響しそうなのが、全体的な形状が大きく変わった点でしょう。
とくにポーチやセカンドバッグに入れる際は、この形状変更によって収まりが非常に良くなります。もちろんACプラグは折りたたみ式なので、バッグの裏地や他の荷物の引っ掛けも防げます。

さらにストラップが付属しているため、充電しながらスマホを使う際などでも、落とす心配を大きく減らせる点もポイント。また、スマホを使いながらのシチュエーションでは「ポケットなどに刺しておける」形状となった点も光ります。

基本性能を再度確認すると、バッテリーとしての容量は5000mAh。iPhone 13をはじめ、比較的多くのスマホ約1回分をフル充電可能な水準です。

出力電圧と電流は、5V/3Aと9V/2.22A(最大20W)という、iPhoneの急速充電である18Wをカバーできる設定。電圧、電流自動調整機能としては、同社の『PowerIQ 3.0 (Gen2)』を採用します。

また本体への充電時間は、公称で約2.5時間。ACアダプタ兼用機ならではの、「コンセントに本体を直接刺して充電できる」気軽さも嬉しいところです。


このように本モデルことAnker 511は、バッテリー兼ACアダプタとしては特筆すべき小ささと、印象を一新したデザインが魅力。
とくにサイズに関しては、筆者は初見で「おお、モバイルバッテリーでコンパクトな製品が」と思ったのですが、後でACアダプタ兼用機と聞いて非常に驚きました。

現行モデルを持っていても「1本買い増し」したくなるような性能とデザインの本機は、大ヒット間違いなし、かつ今後の同ジャンルの基準となりそうな、エポックメイキングなモデルとなるはず。筆者としても太鼓判を押したい一品です。

Source:アンカー・ジャパン 製品ページ

《橋本新義》
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