AI、通信、社会課題、現場専門性を持つ4社が戦略的パートナーシップを締結し『クマミるAI』の現場導入拡大を強化します。
株式会社アイムービック(本社:愛媛県松山市、代表取締役:森本 健一郎)は、株式会社Core-Support(代表取締役:中本 哲也)、株式会社ぬえ(代表取締役:松倉 早星)、およびイブリテック株式会社(代表取締役:増田 好希)の3社と、クマ対策ソリューション『クマミるAI』の提供を強化するための戦略的パートナーシップを締結しました。
この提携は、昨今被害が拡大しつつあるクマ対策において、従来の「排除」からデータに基づいた「適切な共生」へとフェーズを転換させる重要な一歩となります。
地域密着型サービス実現のための戦略的パートナーシップ
高度なデータ解析と地域密着型の運用を実現するため、AIクマ検知システム『クマミるAI』の提供を通じて、以下の4社の知見とリソースを結集し、サービスの価値を最大化します。

AI技術・開発力
(株)アイムービック

遠隔監視カメラ・通信
(株)Core-Support

社会課題解決の知見 ・プランニング力
(株)ぬえ

ジビエハンターとしての現場専門性
イブリテック(株)
本提携により、サービスを単なるクマ検知に留めず、ぬえが持つリサーチとプランニングの知見と、イブリテックの持つ現場での生態に関する深い専門性を融合し、地域固有の文化や住民感情、そしてクマの行動パターンを考慮に入れた最適なカメラ配置場所の策定から、さらには行政や住民への適切な情報伝達戦略を含む予防対策の立案・実行までをワンストップで展開できるようになりました。
特に、イブリテックが持つジビエハンターとしての行動・生態に関する深い現場専門性は、 検知データが示す傾向に対し、「クマが実際にどのように移動し、どこに潜伏しやすいか」というリアルな視点を加えます。これにより、データに基づいた予防対策の立案だけでなく、緊急時の初動対応のアドバイスや、地域ごとの地形・植生を考慮した実効性の高い対策実行までを可能にし、地域課題に深く対応する体制を構築しました。

体制図
20台限定募集:『クマミるAI』先行導入プロジェクト開始
本パートナーシップ締結に伴い、現場での早期実装とデータ収集、そしてサービスの思想を共有し課題解決に真剣に取り組む地域を優先するため、『クマミるAI』の先行導入にご協力いただける自治体様、および大学などの研究機関様を限定募集いたします。
データ駆動型のクマ対策を喫緊で必要とされている地域・機関からの積極的なお申し込みをお待ちしております。
募集台数: 限定20台
※ 先着順ではありません。導入の緊急性やプロジェクトの具体性を考慮し、優先順位を決定させていただきます。
対象: 自治体、大学、公的・私的研究機関
目的: 現場での有効性検証、および地域課題に応じたカスタマイズと予防対策の最適化
※ 特に次年度の出没リスクに向けた早期対応策の構築
多数のお問い合わせが予想されます。本プロジェクトは、導入の緊急性やプロジェクトの具体性を考慮し、優先順位を決定させていただきます(先着順ではありません)。
また、台数に限りがあるため、ご返答に遅れが生じることがありますことを、あらかじめご了承ください。
問い合わせはこちら
https://forms.gle/ywG8LrywuXX1eMjRA
『クマミるAI』が目指すポジショニング
『クマミるAI』は、従来の「排除」を目的とした対策ではなく、熊と人間の適切な共存を模索するソリューションです。
昨今、AIカメラの性能やハードウェアの機能差は将来的に縮小すると予測される中、当ソリューションは「データによる熊の動態把握」と「地域・文化への溶け込み」にこそ、長期的な本質的価値があると位置づけています。
本ソリューションの真価は、緊急時の熊検知・即時通報にとどまらず、検知データを深く解析し、熊の行動パターンを把握することで、人が事前に熊と出会わないような仕組みづくりを可能にする点にあります。また、様々な地域の条件下で安定した検知率を出すと共に、熊に関連する地域の独自情報や文化を理解し、運用・導入を支援することで、地域に根ざしたクマ対策の実現を目指します。
今後の展望
本プロジェクトで得られた知見を基に、将来的には、鳥獣全体のデータ統合、行政の意思決定を支援するデータ基盤(行政DX)の構築、地域が自走できる安全インフラの形成を目指します。
人と野生動物の距離を適切に保ちながら、安全に共生する新しい社会の実現に貢献してまいります。
各社概要
株式会社アイムービックについて

社名
株式会社アイムービック (英語表記:eyemovic inc.)
紹介文
「人とテクノロジーで地域の変化のチカラとなる」をミッションに、AWS環境での開発に強みを持つITパートナー。
愛媛県松山市を拠点に四国全域に展開し、Webサイト、システム、スマートフォンアプリの開発、運用保守、セキュリティ対策までをワンストップ体制で提供しています。AWS (Amazon Web Services)を活用したサービス構築と受託開発を得意とし、お客様のITパートナーとして企画・コンサルティングから課題解決を伴走します。
『クマミるAI』のソリューション全体設計・ソフトウェア部分の開発を担っています。
所在地
愛媛県松山市三番町6丁目3−4 松山パルビル 5F
代表者
代表取締役 森本 健一郎
設立
2005年8月
URL
https://www.eyemovic.com/
株式会社Core-Supportについて

社名
株式会社Core-Support
紹介文
畜産業・農業の現場で対話を重ねながら、遠隔監視カメラシステム、畜産IoTシステム、ネットワーク構築など、現場ニーズに特化したソリューションを開発・提供。
防犯設備士の資格を保有するなど、ハードウェアとインフラ構築の専門性を強みとし、地域社会の課題解決をデジタルの力で支援しています。
所在地
鹿児島県大島郡伊仙町伊仙3578-1
代表者
代表取締役 中本 哲也
設立
2019年9月
URL
https://core-support.biz/
株式会社ぬえについて

社名
株式会社ぬえ (英語表記:Nue inc.)
紹介文
リサーチ/プラニング/クリエイティブを強みとした領域横断型のコンサルティング・ファーム。
解決困難な課題に向き合い、今までになかった方法で新たな可能性の道を切り開き、企業・行政・市民に寄り添うパートナーとして、ブランド、プロダクト、サービス、デジタル、イベント、事業戦略など課題解決に最適な戦略で新たな挑戦・変化を生み出します。
所在地
Studio 〒604-8261 京都府京都市中京区式阿弥町130 SHIKIAMI CONCON 式
代表者
代表取締役 松倉早星
設立
2017年7月
URL
https://www.nue-inc.jp/
イブリテック株式会社について
社名
イブリテック株式会社

紹介文
北海道胆振地域を拠点に、IT支援とデザイン制作を中心に地域事業者のDX化を伴走するローカル企業。加えて、ハンターとして培った知見を活かし、ジビエや野生鳥獣資源の活用にも取り組み、地域の一次産業や資源循環を支援しています。
所在地
北海道登別市登別東町1丁目17番地4
代表者
代表取締役 増田 好希
設立
2025年11月
URL
※現在準備中
本件に関する問い合わせ先
取材ほか、提供プランや費用に関するご相談も下記にて承ります。
株式会社アイムービック 製品担当:kumamiru-cs@eyemovic.com
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