エウレカ(株)、ティアフォー社製C1カメラ4台を接続可能な「画像認識ソフトウェア開発キット」を発売

PR TIMESにて配信されたプレスリリースをそのまま掲載しています。
エウレカ株式会社
ティアフォー社製C1カメラ用ドライバをプリインストール済み。「箱から出して30分で、画像認識システム開発開始」が安価なARMベースエッジコンピューティングで可能に。

エウレカ株式会社(福井県福井市/代表取締役社長 西 篤史)は、株式会社ティアフォー製C1カメラ用「画像認識ソフトウェア開発キット」を発売いたします。
また、本製品は9月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される「第27回自動認識総合展」の画像認識×AIゾーンにてデモンストレーション展示いたします。

60歳以上が業界全体の就業者の1/4以上を占める建設・土木業界をはじめ、製造業や物流業などにおいても就業者の高齢化や深刻な人手不足が顕著となっていますが、今後も離職者が入職者を上回り、この傾向はますます強くなることが懸念されています。
この課題に対し、ICT技術を活用した産業車両の安全対策・制御や自動運転化による効率化や新たな産業用ロボット開発などの迅速化が求められています。

当社は、それらの状況へのソリューションとして、レベル4自動運転で実績のある株式会社ティアフォー社製のC1カメラを最大4台(オプション適用時は6台)まで接続可能な「画像認識ソフトウェア開発キット」を発売します。


ECU外観


C1カメラ4台接続可能!なのに低価格。

コストパフォーマンスに優れたRockchip RK3588を搭載することで、従来のC1カメラ複数台使用のために必要としていた環境と比べて圧倒的な低コスト化を可能とし、非常にリーズナブルな価格を実現しました。C1カメラドライバをプリインストールとすることで、開発者のPoC/評価着手を容易化、複雑な環境構築のプロセスを経ずに画像認識アプリケーションの開発を開始することを可能にし、同梱のサンプルアプリを使用することで 「箱から出して30分でC1カメラのデモンストレーション開始」 を実現しました。

SDK構成
SDK構成は下図のとおりで、GstreamerやOpenCVを使用しての TierIV C1カメラのアプリケーション開発が即可能であり、NPUでのリアルタイム推論はもちろん、OpenCLを用いたGPU並列処理によりSGM(Semi Global Matching)アルゴリズムでリアルタイム深度推論するアプリケーションを動作させることも可能となっており、TierIV C1カメラを複数ch同時接続してのOpenCVやROS2を活用したロボット・自動運転システムのSDKとして最適です。







箱出し30分で物体検出!

サンプルアプリは、
1. 単眼カメラ表示アプリ
2. 4カメラ同時表示アプリ
3. 物体検出
4. セマンティックセグメンテーション
が同梱されており、それらを活用することで、「箱から出して30分でC1カメラの物体検知デモンストレーション開始」可能です。



接続可能C1カメラ一覧


※ステレオカメラは、当社がC1カメラをカスタマイズし製品化したものです。

株式会社ティアフォーから発売されているC1カメラの全てのラインナップと、
C1カメラ(C1-198)をベースとした当社ステレオカメラが接続可能です。

仕様一覧




価格・発売日

希望小売価格:¥250,000-(税抜き)
受注開始日:2025年10月1日

今後の展開

当社では、本製品をベースにした産業車両用を主用途とした安全デバイス(画像認識による警報・制御信号の出力)「シンクステラ フレキシンC1」を本製品と同時発売し、こちらの製品も9月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される第27回自動認識総合展にてデモンストレーション展示いたします。また、産業車両の自動運転化のための安価なコンポーネントとしての機能追加なども順次行う予定です。

お問い合わせ先

エウレカ株式会社 メールアドレス:info@eureka-sol.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。