PFUがハッカー御用達キーボード HHKBこと「Happy Hacking Keyboard」の30周年記念モデル、「HHKB Professional Elite」の予約受付を開始しました。
重厚なアルミ切削筐体の受注生産モデルで、価格は33万円。国内250台、中国50台の計300台のみを販売します。
先着順ではない抽選の先行販売申込みを10月28日まで受け付け、その後12月7日に先着順の一般販売をPFUダイレクト本店で実施します。

約970gのアルミ削り出し筐体、押下圧45gの静音キー
キースイッチはHHKB Professionalシリーズの静電容量無接点方式で、静音タイプの「Type-S」。
押下圧45g、キーストローク3.8mmは現行の有線モデル「HHKB Professional Classic Type-S」を継承しつつ、アルミ筐体に合わせた取り付け(マウント)構造を新たに設計しています。

筐体表面の仕上げは、微細な凹凸でさらっとした指ざわりのブラスト加工に、やや明るく光源によっては華やかな印象のアルマイト染色。
本体サイズは294×110×40mmでClassic Type-Sと同じ。重さはケーブル除く970g。さすがにずっしり安定しています。
英語配列・有線のみ! キートップ墨・白・雪に刻印有無で6モデル
配列は英語配列のみ、接続はUSB Type-Cの有線のみ。約1kgの金属製で持ち歩きは想定していないためか、無線には対応せず、有線給電なので電池ボックスも内蔵充電池もありません。
本体は一色。キートップのみ、PFUおなじみの「墨・白・雪」3色を用意します。それぞれに刻印ありと無刻印があり計6モデル。
キートップは引っこ抜いて交換できるため、実質的に単一機種構成です。

キーマップ変更ツールに対応するほか、底面のパネルを取り外した部分にはハードウェア的にWindowsモード / Macモードや一部キーの割り当てを変更できるDIPスイッチも搭載します。
底面はパネルを装着すれば製造番号等々の表示が隠れてシンプルに、ロゴと1台ごとに異なるリミテッド番号のレーザー刻印が中央になる仕組みです。

礎は10周年の「HG」 机から生えたような安定感
「Elite」は初代HHKB Professionalの開発コードネーム。PFUによれば、今回の30周年Eliteは、2006年の10周年記念モデル「HHKB Professional HG」を礎に開発した製品とのこと。
HGもアルミ削り出しフレームを採用した完全オーダーメイド品で、価格は262,500円(当時の税込、本体250,000円)。50万円の漆塗りキーボードとして話題になった「HG JAPAN」と合わせ、初回ロットは100台限定でした。
今回の Professional Elite は、樹脂製の Professional とは全く異なる、シンプルでミニマルな筐体デザインが印象的。象印マホービン「STAN.」などを手がけたクリエイティブユニットTENTとPFUが共同で手掛けています。

ごくシンプルな「ただの板」でありつつ、ヒューマンインタフェース機器としての傾斜やアールの構成は絶妙。
人によって好みが大きい角度調整には、アルミ+ラバー製の「脚」を2種用意します。樹脂製のように本体収納の折りたたみ式にはしづらいためか、付属の六角レンチでクルクルと回して固定する仕組み。
2種類と取り付ける向きで4段階に調整できます。面倒といえば面倒ですが、切削加工の精度を鑑賞しつつ手を休める時間にはなりそうです。

抽選申込みは10月28日まで、一般販売は12月7日から
価格は330,000円(税込)。国内分250台はPFUダイレクト本店で、抽選による先行販売と先着順の一般販売に分けて売り出します。中国分50台はHHKB中国総代理の外接天下が扱います。
抽選申込期間: 10月22日~28日23時59分(1メールアドレスにつき1台)
当選者発表: 11月5日以降(予定)
当選者の購入期間: 12月1日~6日
一般販売開始: 12月7日11時(先着順)
最終注文期限: 2027年6月30日(予定台数に達した時点で終了)
出荷は先行販売分が2027年3月頃から順次、一般販売分は注文から約4~5か月後の予定。
付属品はUSB Type-Cケーブル(0.9m、両端Type-C)、ロングレッグ、六角レンチ、スペアの六角ねじ2本、オーナーズカード。
12月1日には、東京・港区のコクヨ「THE CAMPUS HALL "CORE"」でファン交流イベント「HHKBユーザーミートアップVol.10」を開き、Eliteの実機を展示する予定です。
30周年記念としては、押下圧30gの「HHKB Professional HYBRID Type-S」限定モデルもPFUダイレクトで販売しています。










