アップルが、スマートスピーカーの新製品「HomePod mini 2」を発表しました。2020年の初代HomePod mini以来となる新モデルはS10チップを搭載し、Siri AIへの対応をうたいます(英語版が後日提供予定)。
HomePod mini 2は初代モデルの外観を踏襲しつつも、いくつかの新機能を備えています。
新機能のひとつ「Sound Glow」は、本体上部のライトパネルが再生中の楽曲のアートワークと同系統の色を表示し「曲ごとに異なる色の光の演出」や「低音と高音にリアルタイムで反応し、音楽に合わせて明るくなったり点滅したりする」機能です。雨や波などのサウンドスケープを選択してアニメーションを表示させることも可能です。
HomePod mini 2は音声によるスマートホーム操作とホームハブ機能を備え、ドアロックやサーモスタット、照明操作など、対応するスマートホーム機器を音声で操作できます。外出時でもiPhoneのホームアプリからHomePod miniを経由して、安全にそれらの機器を操作できます。
アップルは同日にLG ElectronicsおよびSchneider Electricとの協力で開発したスマートホームアクセサリ「Apple Home Collection」も発表しました(12月以降に順次発売予定)。
「サウンド認識」機能では、煙や一酸化炭素を検知する火災警報器などの警報音を検知したときに、ユーザーのiPhone、iPad、Apple Watchにすぐに通知を送信します。ユーザーはホームアプリから状況を確認できるとともに、家に人がいる場合はHomePodを通じて会話し、問題がないかを確認できるとのことです。

スピーカー機能としては、HomePod mini 2 を4台用意し、新しいApple TV 4K(第4世代)および最新のソフトウェアと組み合わせることで、4スピーカーサラウンドシステムを構築できることが挙げられます。この機能は第2世代HomePod 2台とHomePod mini 2 2台で構成することも、第2世代HomePod 4台だけで構成することも可能です。
HomePod mini 2で最も注目されるのは、やはりSiri AIへの対応です。アップルは「HomePod mini 2でのSiriリクエストは、デバイス上での処理、またはプライベートクラウドコンピューティングを使用して処理」されると説明しています。
Siri AIはHomePod mini 2の発売当初は提供されず、後日の無料ソフトウェアアップデートで提供予定とされています。アップルは、英語版のプレスリリースやウェブサイトの製品紹介ページでは、HomePod mini 2のSiri AIについて「米国、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、および英国において、今後のソフトウェアアップデートを通じてHomePod mini 2で英語で利用可能になる予定」「Siri AI を使用するには、ホームアプリに登録されている住まいの所有者が、Apple Intelligence対応のiPhoneまたはiPadを所有し、最新のソフトウェアバージョンがインストールされていること、さらにSiri AIがオンになっており、対応言語に設定されている必要がある」と記しています。
ただ、日本語でのSiri AIの提供については、発表時点では日本語版プレスリリース、製品紹介ページともに記載がありません。とはいえアップルは、Siri AI自体の日本語での提供は年内に開始するとしています。HomePod mini 2で日本語でSiri AIが使えるようになるには、まだしばらく時間がかかるかもしれません。

HomePod mini 2はピンク、グリーン、ブルー、ホワイト、ミッドナイトの5つのカラーで提供され、10月30日に発売されます。すでに予約受付を開始しており、税込みの価格は2万4800円です。




