1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。
今回は、既存のAIエージェントと連携して、アプリやソフトウェアの仕組みを解き明かす(リバースエンジニアリング)解析ツール「REA」(Reverse Engineer Anything)を取り上げます。GitHubリポジトリはこちら。


▲REAを起動している様子
REAを組み込んだAIエージェントは、ソースコードが非公開なアプリやソフトウェアであっても、機能を調べて(バイナリレベルで)仕組みを根拠と共に教えてくれます。さらに、それをもとに自分のプロジェクト用に似た機能を作成してくれます。
入力の一例としては、「REAを使ってこの恐竜ゲームを調べて。なぜ速くなるのか。速度のルールを示して、速度を調整できる小型バージョンを作って」といった感じで行います。

▲恐竜ゲームでREAを実行している例
REAは、AIエージェント(Claude Code、Codex、Cursor、Gemini CLI、Grok Buildなど)からMCP経由で、またはターミナルで呼び出して使用します。解析処理はローカル環境で実行されます。
解析できる対象は、ネイティブバイナリ、JavaScript、Electron、.NETアセンブリ、Webサイト、Android APK、ファームウェア、EVMバイトコードなどです。ネイティブ解析にはHopper、Ghidra、IDAのどれかが必要ですが、JavaScriptの静的解析だけなら不要です。

▲REAが解析できる対象





