NVIDIA RTX Spark搭載の最強Surfaceは51万円から。Surface Laptop Ultra 128GB版は109万円

ガジェット PC
テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部がピックアップしたニュースをお伝えします。

マイクロソフトは米国時間10月7日、NVIDIAのスーパーチップ「RTX Spark」搭載15インチノート「Surface Laptop Ultra」の予約受付を開始しました。

米国価格は24GB RAMモデル2599.99ドルから。日本のMicrosoft Storeでは51万3480円(税込)から予約を受け付けています。

■ PCとクラウドのAIを統合する「ハイブリッドインテリジェンス」

マイクロソフトはサンフランシスコで開催したイベントで、新 Surface ハードウェアとともにWindowsの今後についても発表しました。Windows + Devices担当エグゼクティブバイスプレジデントのPavan Davuluri氏は、Windowsの次の章はAIをPC上とクラウドで使い分ける「ハイブリッドインテリジェンス」であると表現しています。

ソフトウェアの主な発表内容は

・AIエージェントがアクセスできるファイルやネットワークを制御する「Microsoft Execution Containers(MXC)」の一般提供
・コーディング向けモデル「MAI Code 1.1 Flash」を3ビット化してローカル実行に対応。GitHubのモデル振り分け機能「HydraFusion」がローカルモデルも使えるようになり、10月中に実験的プレビューを開始
・Windows MLのllama.cpp対応
・Copilot+ PCのCopilotが、PC上のファイルや操作、ローカルモデルを使えるように(今後数か月のうちに順次対応)

デバイスではマイクロソフト Surfaceに加えASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIのRTX Spark搭載ノートも同日に予約を開始し、10月16日より出荷します。

上位としては、GB300搭載の「DGX Station for Windows」を年内に投入予定。Surface Laptop Ultraはこのラインナップの中で、持ち運べるAI開発・クリエイティブノートの位置付けです。

■ NVIDIA「スーパーチップ」RTX Spark搭載

RTX Sparkは、NVIDIAが6月のComputexで発表したWindows PC向けチップ。CPU設計にはMediaTekが協力しています。最上位構成は20コアのGrace CPUと6144コアのBlackwell RTX GPU、最大128GBのユニファイドメモリを組み合わせ、最大1ペタフロップスのAI処理性能を備えます(FP4理論値)。

NVIDIAが先行して販売しているデスクトップ型のAI開発機「DGX Spark」も、20コアのArm CPUと最大128GBのユニファイドメモリを備え、性能はFP4で最大1ペタフロップス。OSはLinuxベースのDGX OS。価格はメモリ高騰を理由に3999ドルから4699ドルへ改定していました。

大容量メモリで大型のローカルAIモデルを動かすDGX Sparkの使い方を、Windowsのノートで実現するのがRTX Spark搭載機です。

一方で、ノート型の熱設計では使える電力が大きく変わります。DGX Sparkが140Wに対して、RTX Sparkのノート向け構成は45~80W。

マイクロソフトはSurface Laptop Ultraの新しい熱設計は「Surface Laptop 15インチ(第7世代)」の最大2.5倍の熱容量と説明しています。

マイクロソフトによれば、RTX Spark搭載のWindows PCはM5 Pro搭載の16インチMacBook Pro(64GB)に対し、ローカルLLMの最初の1トークンが出るまでの時間で最大2.1倍、画像生成で最大4.3倍、動画生成で最大6.2倍高速。(64GB構成の試作機を用いたマイクロソフトおよびNVIDIAによる比較)。

■Surface Laptop Ultraの主な仕様

▲ディスプレイ

15インチ、3270×2180ドット(262ppi)、縦横比3:2、最大120HzのミニLED「PixelSense Ultra」タッチスクリーン。

HDRのピーク輝度は2000nit。マイクロソフトは市販ノートPCで最も明るいとしています。ペン入力には非対応。

▲磁気で着脱するUSB-C端子を新採用

右側のUSB-C端子は、付属ケーブルが磁石で吸着して簡単に外れる「Magnetic Connect」に対応。ノートPCに内蔵した磁気式USB-C充電として世界初としています。磁気吸着する端子は通常のUSB-Cとしても使用可能です。

ポート類はUSB4対応USB-C x3(40Gbps、140W充電)、HDMI 2.1b、USB-A、SDカードリーダー、3.5mmオーディオ端子。4Kディスプレイを3台まで接続できます。

▲本体とバッテリー

寸法は328.8×238.7×17.99mm、重さ2.0kg。92Whバッテリーは動画再生で最大15時間、ウェブ閲覧で最大12時間。(20コア・64GB構成の試作機による社内テスト)

■デスク向けの「Surface RTX Spark Dev Box」も発表

同じRTX Sparkを積む開発者向け小型デスクトップ「Surface RTX Spark Dev Box」の予約も始まりました。128GBのユニファイドメモリを備え、開発ツール導入済みのWindows 11 Proで出荷します。米国のMicrosoft.com価格は5999.99ドル。出荷は11月予定。

■価格と提供

Surface Laptop Ultra の日本Microsoft Store価格は、

・18コアCPU、5120コアGPU:24GB/512GBが51万3480円、24GB/1TBが58万3880円、32GB/1TBが63万6680円
・20コアCPU、6144コアGPU(1TB):32GBが70万7080円、48GBが75万9880円、64GBが81万2680円、128GBが109万4280円

24GB構成はWindows 11 Home、32GB以上はWindows 11 Proを搭載します。

カラーはプラチナとナイトフォールで、選べる色は構成によって異なります。国内価格を税抜にして米国価格と比べると、最安構成は1ドル約180円、128GB構成は約169円相当。上位構成ほど内外価格差は小さくなっています。

《テクノエッジ編集部ピックアップ》

Amazon売れ筋ランキング

テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部がピックアップしたニュースをお伝えします。

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。