Insta360 初の日本国内店舗、Insta360 浅草本店のオープニングを取材してきました。
創業者JKことJK Liu氏が来日、数々の大使や要職を務めるHKことハローキティさんもお祝いに駆けつけた当日の様子をお伝えします。

Insta360といえば、360度カメラで圧倒的首位のInsta360 Xシリーズや各種のアクションカメラで知られるブランド。
DJIと真っ向勝負で話題のジンバルカメラ Luna Ultra、電子ペーパー画面搭載の Insta360 Mic Pro、スピンオフの360度カメラドローンAntigravity A1など、ラインナップを多角化しつつ急成長を遂げています。
いかにも中国風に縁起が良い8月8日にオープンした「Insta360 浅草本店」は、日本国内では初の直営店舗。銀座線浅草駅から徒歩7分、浅草寺からすぐという観光地ど真ん中の交差点にある路面店です。
「Insta360が日本国内初の店舗を浅草に構えるらしい」と聞いたときは、渋谷でも新宿でも丸の内でも銀座でもなくなぜ浅草?グレーター秋葉原圏内(※そんな概念はない)のつもりが外れすぎたのか?」と見当違いかつ失礼なことを考えましたが、答えは店内に一歩入った瞬間に分かりました。

360度カメラのメーカーらしく丸い店内の中心にどーんと鎮座するのは、非常に大規模で精巧な浅草のジオラマ。観光を楽しむ人々まで再現しており、製品はミニチュアの浅草を取り囲むように配置しています。
つまりは内外問わず人気の観光地である浅草のど真ん中に店を構えることにより、今まさに旅先で思い出に残したい体験をしている人々に、スマホで良いと思ってたけれどせっかくならカメラを買おうかな、試してみようかなと思わせる狙い。

(▲画像:ジオラマが精巧すぎて、浅草寺を見下ろす巨人のようになるInsta360創業者JK Liu)
ジンバルカメラや360度カメラを試したいときも、店内の壁や商品を無為に覗くのではなく、ジオラマの浅草を撮影して疑似体験できる趣向です。

創業者のJKによれば、
「浅草への出店は、かなり大胆な決断でした。実は中国国内でも観光地にお店を出したことはなかったんです。
それでも浅草を選んだ理由はいくつかあります。まず、浅草や浅草寺が日本文化を代表する重要な場所だから。次に、地元のお客様だけでなく、海外からのお客様も非常に多いからです。さらに、私たちの製品は旅行で大活躍するので、観光地との相性が抜群なんですね。あともう一つ、銀座の家賃が高すぎたというのもあります(笑)。
だからこそ、浅草は完璧なスタート地点だと思っています。ここで国内外の皆さんと良い繋がりを作っていきたいですし、このお店が成功すれば、日本の他の素晴らしい場所にもどんどん出店していきたいと考えています。」(JK Liu)
決して広い店内ではない、というよりミニ浅草を中心に円周状のテーブルと内壁がほぼすべてではあるものの、品揃えはさすが旗艦店なフルラインナップ。

量販店ではInsta360コーナーが作られていることもありますが、カテゴリの違いで微妙に別の売り場になることもあり、アクセサリや組み合わせて使えるデバイス、ネット販売中心のアイテム、限定モデル含めてワンストップで検討できるのは嬉しいところです。

Insta360からスピンアウトしたドローンメーカー、Antigravity のA1も展示中。「フライトテストエリア」なる表示もあり、この店内の一体どこで??と思えば、店内を円形にしたことで発生した三角状のスキマをネットで仕切り、富士山や五重塔の壁紙を貼ったごく小さなスペースでした。

できてホバリング程度で、自由自在に飛ばすわけにはいきませんが、筆者の個人的な推しでもある Antigravity A1の売りは広視野角で高精細な「ビジョンゴーグル」。
A1は360度カメラを搭載することで、見る方向を変えるためにジンバルを操作したり、機体を回転させる必要がなく、上下左右に自然に見渡すことができ、「空中のカメラを操作している」というより「自分が空にいる」と錯覚する体験が大きな売りのひとつなので、壁紙とはいえ「見渡す」の体験はできそうです(訪れたタイミングで実際にA1のデモができるかは事前に確認してください)。
グランドオープン当日は、創業者JKが来日しただけでなく、ある意味で日本文化のアンバサダーであり、海外でも人気のHKことハローキティさんも登場しました。

Insta360がハローキティコラボ製品を出しているから、でもありますが、なぜハローキティ?を改めて問われたJKの答えは、
『Insta360のボス(※自分のこと)がキティちゃんの大ファンだからです(笑)。それが一番の理由ですね。
2つ目は、浅草や浅草寺と同じように、ハローキティも日本文化を代表する重要なアイコンだと考えているからです。Insta360は一部のコアな層だけでなく、もっと多くの方々に日常を記録してシェアしていただきたいと考えています。そのため、ギークでハードコアな本格志向のカメラから、GOシリーズのように軽快でカジュアルなものまで、幅広い製品を展開しています。
今回のようなコラボを通じて、よりファッショナブルなアプローチも広げていきたいんです。私たちのスローガンである「Think bold」の通り、単なる機能の追求にとどまらず、幅広いユーザーに愛される多彩なデザインや製品をこれからもどんどん生み出していきたいと思っています。』
記念撮影では終始嬉しそうに、自前のハローキティグッズを取り出したり、並んで自撮りをするJK。さすが世界のキティさん、堂に入ったファンサです。

Insta360 浅草本店は朝10時から夜19時まで。
Insta360製品のみの売り場面積としては量販店より広く、フルラインナップが揃うため、これからX6やLuna Ultra、Go Ultraを試したいという人はもちろん、すでに使っていてアクセサリを調達したい、悩みたいというユーザーにも便利な店になりそうです。Antigravity A1の「フライトテストエリア」はある意味で一見の価値があります。











