テスラ、全世界で従業員の「10%以上」を削減へ。マスク氏「次の成長段階に向け約5年ごとに再編」

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

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ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他

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イーロン・マスク氏はテスラの社内メールを通じ、全世界で10%以上の人員削減を実施すると従業員に伝えました。テスラの従業員は約14万人なので、およそ1万4000人以上が削減対象になると考えられます。

マスク氏はX(Twitter)に「次の成長段階に向けて、約5年ごとに会社を再編し、合理化する必要がある」と投稿しています。

今回の人員削減は各部門の現場で働く人たちだけでなく、上級幹部のなかにも対象者がいるようです。Electrekは、この人員削減の一環として上級副社長であるDrew Baglino氏と、公共政策担当幹部のRohan Patel氏がすでに会社を離れたことをXで報告しています。Baglino氏はテスラに18年間在籍し、いくつかの役職を歴任してきたベテランで、最近ではエネルギーおよびパワートレイン部門を率いる立場にありました。公共政策担当幹部のRohan Patel氏は、テスラに存在しない広報部門の代わりとして、メディアからの問い合わせ対応なども行っていました。

テスラは、2024年第1四半期の売上高が前年同期に比べ大きく落ち込んだことが伝えられており、株価も年初来で30%ほど下落しています。こうした事態を受け、テスラはロボタクシー事業に注力する方針を打ち出し、その代わり約2万5000ドルと安価な新型車Model 2の生産計画を中止したとされています。



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《Munenori Taniguchi》
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