折りたたみスマホ新型 Galaxy Z Fold6 (仮)は画面幅が広く本体薄く、14g軽量化?試作機と称する写真も

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:Ice Universe

サムスンはここ数年、7月~8月頃に折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」(横折り)および「Galaxy Z Flip」(縦折り)の新型モデルを発表してきました。今年も例年どおり7月頃に発表とのうわさが続いています。

そんななか、新モデル「Galaxy Z Fold6」のプロトタイプとされる写真や、本体と画面のサイズ、重さといった仕様を、過去に実績あるリーカーが公表しました。

情報を発信したのは、未発表のAndroid製品に詳しい『Ice Univeres』氏。サムスンの公式発表ではなく、特に情報源を明かしているわけでもないため、少なくとも現時点では根拠の不明な自称「リーク」情報です。

とはいえ、同氏は過去に Galaxy Z Flip5のカバー(折りたたんだ時の外側)ディスプレイが3.4インチに変わることを事前に公表して的中させたほか、iPhone 15 Pro 正式発表前に公開した「実機と思われる写真」も本物とほぼ一致していた等の実績はあります。

あくまで真偽不明の自称リークであることを前提としつつ見てゆくと、まずIce Universe氏は独占情報として、Galaxy Z Fold6「標準バージョン」の寸法を投稿。その内容は次の通りです。

  • カバーディスプレイは6.3インチ。アスペクト比は22:9(前モデルは6.2インチ/23.1:9)

  • 内側の折りたたみディスプレイは7.6インチ、アスペクト比は7:6(同7.6インチ/21.6:18)

  • 内側・外側ディスプレイともに解像度が向上

  • 折りたたみ時の厚みは12.1mm、開いた状態では5.6mm(同13.4mm/6.1mm)

  • 重さは239g(同253g)

つまり新モデルは前モデルよりカバーディスプレイがやや幅広く、折りたたみ画面も正方形に近くなり、折りたたみ時には1mm以上薄く、14gも軽くなるというわけです。

その後、プロトタイプと称する写真も公開しました。

なぜ、上記でわざわざ「標準モデル」と但し書きを付けたかといえば、Galaxy Z Fold6には高級モデル「Galaxy Z Fold 6 Ultra」が登場するとの噂話があるからです。

Ice Universe氏も「Galaxy Z Fold6 Ultra」は存在するが、詳細なパラメーターは不明とコメントしています

そうしたUltraモデルはさておき、Galaxy Z Fold6のカバー画面が幅広く、本体が薄くて軽くなれば、過去の Galaxy Z Foldシリーズで不満が多かった点がさらに改善することになります。今後も、さらなる続報を待ちたいところです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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