Anker、ChatGPTで喋るペットロボ「Loona Blue」12月発売。予約先着1000台は20%オフ

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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Anker、ChatGPTで喋るペットロボ「Loona Blue」12月発売。予約先着1000台は20%オフ
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Anker Japanが、ペットロボットの日本における販売を担うグループ子会社ルーナ・ジャパンを設立。ペットロボット「Loona Blue」の12月上旬発売を発表し、予約受付を開始しました。

価格は8万9990円ですが、予約期間中は20%オフの7万1990円となっています(1000台限定)。

Loonaはもともと、Ankerが出資する中国KEYi Techの製品。日本でも、春先にMakuakeでクラウドファンディングが実施されていました。

Loona Blueは、このLoonaをベースに日本向けにカスタマイズを施したもので、日本語の音声認識精度向上などのソフトウェア面での変更のほか、頭部の外観も若干変更されています。

Loona Blueは、「おうちに、あたらしい いのち」をコンセプトに、ペットを飼いたいけれど飼えないという家庭をターゲットにした製品。ペットロボットといえばAIBOを思い浮かべる人も多そうですが、Loona Blueは4足歩行ではなく、4つの車輪で動き回ります。

顔には2.4インチの液晶ディスプレイが搭載されており、顔の表情と合わせて、耳や全身の動きで1000以上の感情を表現します。

また、搭載するカメラで家族の顔を認識し、目が合うと近くに寄ってくるなど、いかにもペットらしい仕草も行います。このカメラを利用し、リモート操作での見守りカメラとしても利用できます。

指でハートのサインをするとハートポーズで応えてくれたり、あっち向いてホイなどジェスチャーにも対応。

Alexaと同じ技術を利用している対話型インターフェースAmazon Lexに対応しており、「左耳を動かして」、「回転して」、「ジャンプして」、「豚の真似をして」など音声を認識して反応します。

面白いところでは、ChatGPTに対応しており、悩みや相談事を話したり、趣味や興味を共有しておしゃべりできる他、同梱品を使用してボールゲーム、闘牛やジェスチャーゲームなど様々なゲームも楽しむことができるとのことです。

3D ToFセンサーを搭載しており、ボールを追いかけたり、障害物を避けて移動といったことが可能。ただし、段差は認識できないとのことなので、階段付近などでは注意が必要かもしれません。

主な仕様としては、CPUにはクアッドコアのCoretex A53(最大1.5GHz)を搭載。メモリは2GB(LPDDR4)、RAM8GB(eMMC5.0)。Wi-Fiは2.4 GHz/5GHzに対応。センサー類は3D ToFセンサー、タッチセンサー、3軸加速度計、3軸ジャイロスコープを搭載し、4個のマイクロホンアレイと2Wスピーカーも備えます。

本体サイズは210 × 172 × 172mmで重さは1.1Kg。バッテリーは1350mAhのリチウムイオン電池で、稼働時間は最大90分。バッテリーが少なくなると、自動で充電ステーションに戻ります。

外見的には、AIBOのような「犬らしさ」はありませんが、人の周りを動き回る小動物感の演出には成功している気がします。

なお、Google Blocklyによるプログラミングにも対応しており、独自のアクションを登録することも可能。ペットとしてだけでなく、少し高価な学習ロボットとしての使い道もありそうです。

《山本竜也》
山本竜也

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