往年のガンシューティング『オペレーションウルフ』がVRで再始動します。
タイトーからライセンスを受けたフランスのパブリッシャーMicroidsが、新作『Operation Wolf Returns: First Mission VR』の予告映像を公開しました。
VRオペレーションウルフはSteam VR / PS VR2 / Meta Quest 2 / Pico 4で7月13日に発売予定。
オリジナルのオペレーションウルフは1987年にゲームセンターで稼働を開始したゲーム。 ミリタリーアクション映画の世界観で、押し寄せる敵を激しく振動するガンコントローラでなぎ倒す爽快感が受け、「ガンシューティング」ジャンルを定番として確立した人気作です。
タイトー『オペレーションウルフ』発掘報告書 前編 |ゲーム文化保存研究所
特に米国では80年代を象徴する文化アイコンのひとつといっても過言ではなく、たとえば映画『ワンダーウーマン1984』では、『ガントレット』(1985年稼働)や『ランページ』(1986年稼働)とともに、『オペレーションウルフ』(1987年稼働)も1984年のショッピングモール場面で時代表現に使われています。
それはそれとして、新作はカートゥーン風のアートスタイルを採用したリメイク作品。VR環境にオリジナルの筐体を再現して遊ぶ3D復刻的企画ではありません。
ゲームシステムも複数の武器やキャラクターなど2020年代のゲームらしくなっていますが、多数の敵をなぎ倒すノンストップアクションは初代から引き継いでいます。
新作の仕様は、シングルプレーヤー6レベルのキャンペーン、生き残りを競うサバイバルモード、サブマシンガン・ショットガン・グレネードランチャーといった複数の武器など。
プレーヤーは謎の「ヴァイパー将軍」率いる犯罪組織と戦うスペシャルエージェントとして、敵基地を襲撃し捕虜を救出しつつ組織の秘密兵器を破壊する云々という、実にどうでも良いストーリーもあります。
新作はVR版のほか、秋にはPS4 / PS5 / Nintendo Switchで非VRバージョンも発売予定です。