日本時間4月4日未明、ウェブ版Twitterのホーム画面左上に表示されている青い鳥のアイコンが、イーロン・マスク氏が推す暗号通貨Dogecoinのマスコット(元はネットミーム)の「Doge」に置き換わっています。Dogeはホーム画面のリロード時にも表示されます。
また、フォロー中タブのタイムラインでは、従来表示されていた「~さんがリツイートしました」のラベルが表示されなくなっています。
同時に2つの変化があったことから、これらにはなにか関連があるのかとも思えます。しかし、青い鳥のアイコンがDogeに変わった件については、おそらく、現在マスク氏がSpaceXやTeslaとともにDogecoinを宣伝するポンジスキーム(投資詐欺の一種)に加担しているとして、投資家グループから2億5800万ドルの訴訟を起こされていることへの挑発行為の可能性もありそうです。マスク氏は、この訴訟を棄却するよう裁判所に求めています。
一方、フォロー中タブのタイムライン表示の変更は、個別のツイートをクリックして画面を遷移すれば、ツイート表示の上部に「~さんがリツイートしました」とラベルが現れるため、単にタイムラインからラベルが消えるバグが発生しているだけかもしれません。
なお、The VergeによるとTwitterのプレス向けメールのアカウントは現在、コメントのリクエストをするとウン〇の絵文字を自動返信しているそうです。それ以前に、Twitterは広報部門を解散してしまっています。
ちなみに、Twitterの青い鳥アイコンがDogeの絵に変わったことに反応したのか、Dogecoinの取引価格はこの日の当初価格(0.77ドル)から一時28%ほど跳ね上がりました。しかし記事執筆時点では、当初価格に対し16%増のあたりに落ち着いています。