Epic Games、AIエージェント活用ゲーム開発コンテスト開催を6本指のレッドピル・ミームで宣伝

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Munenori Taniguchi

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Epic Gamesは、AIエージェントを駆使して製作したゲームの出来栄えを競うコンテスト「2026 Epic AI MegaJam」を11月12日より開催すると発表しました(旧名称:Epic MegaJam)。

コンテストの賞金総額は6万5000ドル(約1000万円)ですが、特に優れた作品には最大5万ドル(約780万円)の開発継続助成金も授与されるとのことです。

このコンテストは、イベントそのものはサンフランシスコで開催されますが、チームは現地参加だけでなくオンラインでも参加可能です。また、チームのメンバー数は1人から最大5人+AIエージェントとなっているものの、使用するAIエージェントの数に決まりはありません。

制作期間は11月12日午前0時(米国東部時間、日本では12日午後1時) から15日までで、期間中にはイベント公式のライブ配信もあります。また、制作テーマを発表するキックオフ配信が、11日午後2時(日本時間12日午前4時)から行われます。一方、観客が入るサンフランシスコのイベントは14日と15日に予定されています。

コンテストの発表にあたり、Epic Gamesは「レッドピル・ミーム」を使ったキービジュアルを添付した告知をSNSなどに投稿しています。

「レッドピル・ミーム」は1999年公開のSF映画『マトリックス』の1シーンにちなんだものと言われています。映画のなかで、コンピューターに支配された世界に対する反体制派リーダーのモーフィアスは、救世主としての才能を持ちつつ何も知らずに仮想世界のなかで生活してきた主人公トーマス(ネオ)に対し、赤い薬を飲めばウサギの穴の奥底、すなわち真実を見せてやると述べ、青い薬を選べば今まで通りの生活に戻れると迫ります(ちなみに、赤い薬を飲めば現実に目覚めるというシチュエーションは、1990年公開のSF映画『トータル・リコール』にも出てきます)。

Epicの招待状では、赤い薬はコンテストへの参加を示し、青い薬はプロトタイプの作成に数か月を要する従来のゲーム開発を示しています。また、赤い薬を乗せた手には指が6本あり、5本の指を人間のチームメンバーだとすれば、6本目はコンテストで使うAIエージェントと解釈することもできます。

ゲーム業界におけるAIの使用については賛否両論があります。しかしEpic Gamesは先週、プログラムコードの記述やアートアセットの制作をAIエージェントに任せ、従業員は今後、AIの作業の管理や指導を担当するようになるとの方針を社内に伝えたことがBloombergなどによって報じられていました。また同社は長年にわたり不具合や動作の重さを指摘されてきたEpic GamesランチャーをAIで全面的に再構築したプレビュー版を先週公開し、大幅な高速化を果たしたと宣伝しています。

なお、今回のコンテスト「2026 Epic AI MegaJam」はオンラインで行われるため、日本からも参加が可能です。公式ルールの詳細を記した文書は記事執筆時点では英語版しかありませんが、近日中に日本を含む主要言語への翻訳版も公開されるとのことです。興味があればチェックしてみると良いでしょう。

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《Munenori Taniguchi》

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