360度カメラ搭載ドローン Antigravity A1に、腕時計型と指輪型リモコンで直感的に操作するアクセサリ「Follow Me」と、伝統的なデュアルスティックで操作する「リモコン」が加わりました。
「Follow Me」のリストウォッチ型・リング型リモコンを使えば、飛行中のドローンを掴んで上下左右前後に動かす直感的な操作が可能。
A1の被写体認識トラッキングと組み合わせることで、物々しいゴーグルや手が塞がるリモコンを使うことなく、スポーツなどのアクティビティをあらゆる角度から簡単に、一人でも空撮できるようになります。
■ Insta360からスピンアウトした8K 360度カメラ搭載ドローン

Antigravity A1は、360度カメラXシリーズやジンバルカメラLuna等で有名なInsta360の関連会社Antigravityが販売するカメラドローン。
360度の全天周を常に捉える8Kカメラと、広視野角・高精細なOLEDディスプレイ搭載ゴーグル『Visionゴーグル』、片手で直感的に使えるグリップモーションコントローラーを組み合わせることで、ユーザーが本当に空を飛んでいるような、没入感ある飛行体験が特徴です。

カメラドローンとしては、360度全方向を同時に撮影することで、一度の飛行からあらゆる方向・被写体・画角の映像を切り出して編集できるのも強力な武器。
たとえばグループでのレースを上空から捉えるなら、走者それぞれを中心にトラッキングしたアップ映像、グループ全体のショット、進行方向、側面や後方といった映像を後から選んで取り出し、AI自動編集で組み合わせるといったことが簡単にできます。
■ Follow Me はVisionゴーグルなし単独撮影が可能に
直感的で没入感ある飛行体験や、360度を撮り逃がさない撮影機能は非常に優秀な一方で、基本的にはVisionゴーグルを装着してドローンの目線で操作することから、飛行中はユーザーが周囲を確認しづらく、「自分が何かをする様子」を撮影するのに向かないという側面もありました。
(ドローン目線から周囲確認に切り替えるビデオパススルー機能はあり、空から自分を見下ろして「ドローンを操作しているわたし」を撮ることもできますが。)

そこで今回、新たに登場したアクセサリの「Follow Me」は、視界が制限されるVisionゴーグルを装着することなく、ウォッチ型リモコンの画面でドローンカメラの映像をリアルタイムプレビューしたり、物理ボタンとタッチ操作で離陸・着陸やモード変更、トラッキング対象の確認と切り替え、カメラ設定と撮影など、ほぼフル機能を利用可能。
A1にはInsta360譲りの強力な被写体認識トラッキング機能「ディープトラック」があるため、自分などトラッキング対象をタップで決め、後ろをついてくるか、前から捉え続けるか、旋回するのか等を選んでおけば、あとはドローンに空撮を任せて、ユーザーはサイクリングやスキーといったアクティビティを含めて自由に活動できるようになります。
■ 掴んでドラッグはテレキネシス能力者のアレ
Follow Me キットに含まれるリング型リモコンを併用すれば、ウォッチ画面のアイコンタップのかわりに腕の動きで、直接ドローンを前後上下左右に操作することも可能。
Antigravity からお借りした評価機で実際に試してみたところ、「指輪のボタンを押しながら腕を上下左右に動かす」だけで、まるで超能力で空中のドローンを掴んで振り回しているような感覚。

ゲームでもARでもなく、本当に重力に逆らい滞空している物体なのでもちろん慣性や遅れて追従する感覚はあるものの、もともと高度な制御で全方向に動けて止まれるドローンだけに、腕の動きを止めるか指輪のボタンを離せば空中にピタリと固定したように止まり、こちらが動けばスッと追従する、実に不思議な操作感覚でした。
トラッキング対象から遠ざかる・近づく操作は腕を内側・外側にひねるなど、やや慣れが必要な点もありますが、組み合わせてアクロバット飛行をするための機能ではなく、基本的には距離や角度など相対的な「カメラ位置」あるいはスタート位置を決めるための機能。あとはディープトラックとオプション選択でドローン任せ撮影ができます。

これまで Antigravity A1を使ってきた経験では、なによりVisionゴーグルを装着して「空に意識が移る」ようなテレプレゼンス感覚が圧倒的で、地上の自分はVR世界に転移中のゲーマーのように無防備な抜け殻になっていましたが、Follow Me キットではA1を専属の空撮カメラマンにして、自分は地上のアクティビティを楽しむ選択肢が広がりました。
■ 『リモコン』は待望のデュアルスティック式プロポ型

腕時計+指輪型リモコン『Follow Me』には驚かされましたが、もうひとつの『リモコン』はある意味で多くのA1ユーザーや購入検討者、従来からのドローン経験者が待望してきたアイテム。完全に見た目そのまま、従来のいわゆるドローンに近い操作ができ、細かなジンバル操作にも対応します。
『Follow Me』キットのほうは、基本的にはトラッキングとモード選択を前提に、必要なときだけ指輪併用のドラッグ操作や、ウォッチ画面のタッチで調整するためのデバイス。
もうひとつ、標準キットに付属するグリップモーションコントローラーは、VRコントローラのようにバーチャルレーザーが伸び、進みたい方向を指してトリガーを引けば進むという超絶シンプルかつ直感的な仕組み。
360度撮影+Visionゴーグルのヘッドトラッキングでどの方向も瞬時に見られるA1の特性から、機体の向きや前後の概念を把握する必要がなく、初心者でもほとんど習熟段階なく使えますが、逆に従来のドローンユーザーからすると思ったように動けない、従来どおりのマニュアル操作で細かく調整したい、モーションコントローラを変な向きに振り回すことなく真横や真後ろにも飛ばしたいといったもどかしさもありました。
Visionゴーグルと『リモコン』を併用すれば、全方向を同時に収めるA1の特性を活かしつつ、従来のドローンに慣れたユーザーもストレスなく、細かなマニューバーができるようになります。

新製品のFollow Meは、Antigravity A1ドローン本体とセットの「Follow Meキット」で11万5900円(高容量フライトバッテリー1個の特典付き)。こちらにはVisionゴーグルは付属しません。
ドローン本体なしの「Follow Meアクセサリーキット」は5万7000円。期間限定の新発売記念価格で4万5600円(20%オフ)。
Follow Me は比較的ユーザーに近い場所からトラッキングで撮影するため、従来よりもさらに安全な『フルカバープロペラガード』が本体セット・アクセサリキットともに付属します。
もう1つの新製品「リモコン」は、ドローン本体とセットで26万3900円。こちらはVisionゴーグルを含むセットです。特典として高容量フライトバッテリー1個をプレゼント。
ドローン本体なしの「リモコンキットアクセサリーセット」は1万3500円。期間限定の新発売記念価格で1万8000円(20%オフ)。
このほか Antigravityでは、Follow Meアクセサリーキットの発売を記念して、A1の従来キット(ドローン本体・Visionゴーグル・グリップモーションコントローラー)同時購入でFollow Meアクセサリーキットが1万5000円で買えるキャンペーンも展開しています。こちらもフライトバッテリー1個を特典としてプレゼント。

(▲画像:多摩川の夕暮れを超広角撮影。右手は二子玉川ライズ)
Antigravity A1はVisionゴーグルの没入感が大きな魅力ですが、Follow Meの追加で気軽に空撮や、第三者目線で自分のアクティビティを撮りたい、追従してくれるロボットカメラ的な用途にも拡大したのは朗報。
これまでの楽しんできた経験では、地上100mに意識を飛ばす感覚がクセになるためぜひゴーグルで体験して欲しいところですが、標準キットが約20万円なのに対して、ゴーグルなしのFollow Me セットは11万円程度とかなり割安に購入できるため、360度撮影・AI編集だけでも価値はあります。
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