Claude Codeが拡張機能「mod」対応、UIや動作をカスタマイズ。Claude書かせて作成も

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Anthropicが、AIコーディングツール「Claude Code」の外観や動作をユーザーの好みで拡張できる新機能「mod」を公開しました。

CLI版とデスクトップアプリで、Claude Code v2.1.287以降ならば設定不要で使えます。

■ プロンプトもツール呼び出しも画面も書き換え可能

modでできることの例として挙げられたのは、

・Blast Radius (影響範囲):消去やリセットといったコマンドの実行前に、影響を受けるファイル一覧を表示して確認を求める。
・Token Weather (トークン天気予報):残りコンテキストウィンドウを天気に見立てて直感的に表示。余裕があれば青空、雲行きが怪しくなれば曇り、残り僅かなら雷雨など。
・Replay Theater:直前のターンでClaudeが何をしたのか、ひとつひとつ振り返って差分を確認できる小窓を表示

modはJavaScriptまたはTypeScriptで書く小さな関数で、プラグインに同梱して配布します。ツール呼び出し・プロンプト送信・画面描画といったイベントに割り込んで、内容を確認・書き換え・巻き取って自分が代わりに処理するといったことが可能です。

従来から設定ファイルで定義する「hooks」はあり、イベントごとにシェルコマンドを実行して、ツール呼び出しを制限するといったことはできました。

新たに加わったmodでは、イベントそのものの書き換えや新しいUI要素の描画、既存機能の置き換えなどに対応します。セッション内に常駐して状態を保持できる点も、イベントごとにコマンドを起動するhooksとの違い。

一方で、modはClaude Codeと同じ権限で動作し、サンドボックス化されていません。ファイルの読み書きや環境変数に置いたAPIキーの読み取り、ツール呼び出しの自動承認までできるため、信頼できるものだけを導入するよう求めています。

■ Claudeに頼んでmod作成も可能

コードを書けなくても、欲しいmodをClaude Codeに言葉で説明すれば、Claude自身がコードを書いてインストールし、セッションを再起動せずに反映します。「嵐の表示は70%からにして」といった追加の注文も、その場で画面に反映されます。

差分表示の/diffなど、Claude Codeの組み込み機能の一部もすでにmodとして実装されており、無効化したり自作のものに差し替えたりできます。同社は今後も組み込み機能のmod化を進め、小さな中核に必要な機能だけを足していける形にしたいとしています。

■ 企業向けには安全策を標準搭載


modはプラグインとして扱われるため、管理者は既存のプラグイン管理と同じ仕組みで導入を制御できます。TeamとEnterpriseプランや管理設定を配布した環境では、ユーザーが入れたmodが権限の拒否ルールを上書きするといった危険な操作を防ぐ組み込みmod「sec-default」が最初に読み込まれます。同社は、CI/CDの状況表示や本番環境に触れるコマンドの確認、監査ログといった社内向けの仕組みをmodで作る用途も挙げています。

■ プラグインとして配布・共有

modはClaude CodeのCLI版とデスクトップアプリのCodeタブで利用できます。VS Code拡張機能では処理自体は動作するものの、画面の描画には対応しません。modを含むプラグインは/pluginコマンドなどからインストールでき、GitHubリポジトリをマーケットプレイスとして公開すれば他の人と共有することもできます。

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