Metaは先月、新しいAIスマートグラス「Meta Grasses」を発表し、そのプロモーションにインフルエンサーのカイリー・ジェンナーらを起用して広告キャンペーンを展開しています。
しかし、AIスマートグラスをめぐっては、そのフレーム部分に搭載するカメラを使い、無断で女性を盗撮する迷惑行為が問題化しており、一部ではMetaのAIスマートグラスを「変態メガネ(pervert glasses)」と呼ぶ風潮も高まりつつあります。
そんななか、英国の活動家グループ「Everyone Hates Elon(みんなイーロンが大嫌い)」は、カイリー・ジェンナーがスマートグラスを装着している写真を使ったMetaの広告そっくりの広告をロンドンのバス停2か所に設置しました。

一見しただけでは、この広告は、一見しただけではMetaの広告そのものにしか見えませんが、少し見る角度を変えると、ジェンナーの顔がモノクロの、まるでドクロのような不気味な顔へと変化します。
映画好きならすぐにわかると思われますが、これは日本では1989年に公開されたジョン・カーペンター監督のSFホラー映画『ゼイリブ(They Live)』をパロディ化したものです。

映画では特殊なサングラスが登場し、ひょんなことからそれを入手した主人公がサングラスをかけると、街中の広告や雑誌、新聞などががサブリミナルのように人々を洗脳する文言に変化して見え、さらに髑髏のような顔をした謎のエイリアンが人々に紛れて日常に溶け込んでいるのがあきらかになるという設定でした。
今回のロンドンの広告は、Meta Grassesをかけたアンニュイな表情のカイリージェンナーが、違う角度から見るとまさに『ゼイリブ』のエイリアン顔に変化し、広告の宣伝文句も「Meta:われわれはいつも監視している(WE'RE ALWAYS WATCHING)」に変わります。
Everyone Hates Elonグループは、今月初めにもMeta Glassesの広告に見せかけて、「トレンチコート以来の変態テクノロジーの大幅な進歩」と皮肉る広告を設置しています。そして、その広告に関するInstagramへの投稿で「たとえ、相手の同意なしに人を録画し、その映像を使ってロボットを訓練するようなサングラスを作ることが『できる』にしても……だからといって、そうすべきだとは限らない」と述べています。
¥96,580
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)









