PFUがHHKBことHappy Hacking Keyboardの生誕30周年記念モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S(押下圧30g)」を数量限定で発売しました。
販売台数は国内3,000台(英語配列1,500台・日本語配列1,500台)。注文につき1台の購入制限があります。価格は39,600円。海外でも7月以降に順次販売を予定しています。
■HHKBシリーズ初の押下圧30g「フェザータッチ」
限定モデル最大の特徴は、HHKBシリーズとして初めて採用した押下圧30gのキースイッチ。

HHKBのキー押下圧はこれまで45gのみでした。PFUによれば一部のユーザーからより軽いタッチを求める声があったため、30周年という特別なタイミングで初めて実現したとのこと。
■ 赤いコントロールと中央印字の特別デザイン採用、記念アイテムも同梱

記念モデルだけの特別なデザインとして、HHKBの象徴ともいえるControlキーに30周年記念ロゴを昇華印刷で施した赤色の特別デザインキートップを採用します。
また全機種で中央印字キートップを採用。HHKBで人気の無刻印ほどではありませんが、すっきりした印象です。
同梱品として、通常の本体同色Controlキー、引き抜き工具に加え、30周年記念の特別ステッカーも付属します。

■ たしかに軽い打鍵感、指の重さで押さない慣れが必要

PFUが開催したメディア向け内覧会で、30周年記念モデルの打鍵感を実際に確かめてみました。
フェザータッチを謳うだけあって非常に軽やかで、押し込む重みをほとんど感じないほど。超高速に打鍵しても手と指の負荷が少ないことを実感できます。
……といっても、これは個人的に普段から30gキースイッチのキーボード(RealForce)も常用して慣れている影響が大きく、30gは万人向けというわけでもありません。流行のカスタムキーボードでも、30gはかなり軽い部類。
好み以上に慣れもあり、たとえば従来のHHKBの45gや、スイッチがカチッと入る感覚があるタクタイルスイッチの60gなどを使っていると、スタイルによってはホームポジションに指を置いているだけでうっかり押してしまうこともあります。
また早く打つために力を入れるタイプの人は、強く打鍵して底付きの衝撃で指に余計負担がかかると感じることも。
ごく個人的な慣れの話で言えば、30gのキーボードを使う使う際は基本的に据え置きで、パームレストを使い手首を支点にするためキーに手の重さをかけていないこと、強く底付きするまで打たず撫でるように打つクセがついており、指の軽い動きでも反映してくれる滑らかさは代えがたい魅力があります。

流行りのメカニカルキーボードは、キースイッチを選べたり交換できるものもありますが、リアルフォース譲りの無接点静電容量式スイッチを採用するHHKBは、従来の全機種が一律45g、30周年モデルだけが30g。
数量限定のファンアイテム?でもありますが、HHKBが好きだけれどやや軽い打鍵感が欲しかった、試してみたいかたには問題なく推奨できる記念モデルです。
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