NVIDIA、AAAゲームが1440p 100fpsで動く薄型Windowsノート向けSoC「RTX Spark」発表 120BモデルAIエージェントをローカル実行

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台湾で開催中のNVIDIA GTC Taipeiで、NVIDIAが新スーパーチップ「NVIDIA RTX Spark」を発表しました。

最大20コアのGrace CPUとBlackwell RTX GPUを搭載し、1ペタフロップのAI演算性能と最大128GBの統合メモリを備え、Windows PCでの大規模AIエージェント処理のために開発されたチップです。

マイクロソフトがRTX Spark搭載ノート Surface Laptop Ultraを公開したほか、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIなど主要メーカーが、2026年秋に搭載ノートPCおよび小型デスクトップPCを発売します。

■ 1ペタフロップ・128GB統合メモリ搭載の新アーキテクチャ

RTX Sparkスーパーチップの主な仕様と特徴は以下のとおり。

・NVIDIA Blackwell RTX GPUを搭載。CUDAコア数は6,144基、第5世代Tensor CoreはFP4精度に対応

・最大20コアのNVIDIA Grace CPU

・高速なNVIDIA NVLink-C2Cチップ間インターコネクトで接続。最大128GB統合メモリ対応

・SoC設計にはMediaTekが協力。電力効率・性能・接続性の向上に貢献

▲ AIエージェント向け機能

・AI演算性能は1ペタFLOPS

・NVIDIAとMicrosoftが協業し、Windowsの新セキュリティプリミティブと「NVIDIA OpenShell」ランタイムを提供。OSレベルのコンテインメントとユーザー定義ポリシーで、AIエージェントを安全にネイティブ実行。

・NVIDIA OpenShellはエージェントの動作範囲をユーザーが定義でき、ユーザーのプライバシーポリシーに基づきインテリジェントにクエリをローカルAIにルートする機能、クラウド送信時に個人情報を偽装する機能も備える。

・AIエージェントプラットフォームの「Hermes Agent」「OpenClaw」がWindows向け新アプリで対応予定

▲ クリエイター・開発者向け性能

・90GB超の大規模3Dシーンをレンダリング可能(OptiX・DLSS使用)

・12K 4:2:2動画の編集に対応(NVIDIA Blackwellデコーダー使用)

・1,200億パラメーターのLLMを100万トークンのコンテキストでローカル実行可能

・4K AI動画の生成に対応

・Adobeはこのチップ向けにPhotoshopとAdobe Premiereをゼロから再設計中で、AIおよびグラフィクス性能が最大2倍向上するとしています

▲ ゲーミング性能

・1440p解像度・100fps超でのAAA級ゲームプレイに対応(レイトレーシング・DLSS・Reflex使用)

・DLSS 4.5 Ray Reconstructionが第2世代トランスフォーマーモデルを採用し、Blender 5.3および多数のゲームに対応予定

・RTX Video 4xフレーム生成がComfyUIに対応予定

・KRAFTON、NetEase、Remedy Entertainment、Riot Games、XBOXなどのゲームデベロッパー・パブリッシャーが対応表明

・EpicのEasy Anti-Cheatなどアンチチートソリューションがネイティブ対応。Armベースながら、アンチチートが非対応でゲームが遊べない / マルチプレイできない等を改善

▲ デバイスデザイン

・ノートPCは最薄14mm・最軽量約1.36kg(約3ポンド)、14~16インチサイズで展開

・精密加工アルミシャーシ採用、NVIDIA G-SYNC対応タンデムOLEDディスプレイを搭載

・コンパクトデスクトップPCも同時展開予定

Surface Laptop Ultraについては、

・厚さ18mm未満、重量2kg未満

・15インチ ミニLED PixelSense Ultraタッチスクリーン(縦横比2:3)、最大2000ニト輝度のHDR対応

・All Day駆動バッテリー

・高負荷の連続使用のため排熱機構を刷新。15インチ Surface Laptop 第7世代と比較して最大2.5倍の熱容量

・USB-C / USB-A / HDMI / フルサイズSDスロット

・保守性重視、交換可能SSD

■ 2026年秋に主要メーカーから順次発売

RTX Spark搭載ノートPCおよびコンパクトデスクトップPCは、2025年秋にASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft Surface、MSIから発売予定。AcerおよびGIGABYTEからも後続モデルが予定されています。

2026年6月2~3日に開催されるMicrosoft Buildのキーノートでは、Windowsエージェント機能の詳細や新セキュリティプリミティブ、NVIDIA OpenShellに関する開発者向け情報が公開される予定です。

エンタープライズ向けには、Blackwellアーキテクチャをデスクサイドのスーパーコンピューターとして展開する「NVIDIA DGX Station for Windows」も発表しています。

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