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Anker 736 Charger発売。最大100W USB急速充電器が約35%小型化、C2A1の3ポート構成

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橋本新義

橋本新義

IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

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PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

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Anker 736 Charger発売。最大100W USB急速充電器が約35%小型化、C2A1の3ポート構成
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昨今はガジェットの中でも「隠れた人気商品」としての地位が定着した、小型のUSB急速充電器(ACアダプタ)。とくにここ2年ほどは、GaN(窒化ガリウム)パワー半導体をはじめとした小型化技術と高出力化が進んだことで、魅力的な製品が続々と登場しています。

中でも昨今は非常にアツいのが、最大100W級のモデル。ACアダプタ側のキーデバイスとなるパワー半導体などがこなれてきたという事情や、大電力を要求する機器の増加などを受けて、意欲的な新製品が発売されている、というわけです。

そんな中、USB ACアダプタの基準的ブランドともなっているアンカー・ジャパンが、いよいよ本格参入します。それが、本日発売される『Anker 736 Charger』。価格は8990円(税込)です。

ただし同機は、モデル名よりも通称である『Nano II 100W』で呼んだほうが通りが良いでしょう。アンカーの小型ACアダプタ最新世代を示すNano IIを冠した――「待望の」というフレーズが嘘にならない――最大100W版というわけです。

このNano II 100Wは、4月の同社プライベートショーでプレビューされ、6月発売予定と公開されていたモデル。今回はついに発売となった、という流れです。

端子構成は、USB Type-C×2基+USB Standard-A×1基の、いわゆる「C2A1」構成で、出力は最大100Wジャスト。対応スマートフォンなどで充電を高速化、高効率化できるPPS(Programmable Power Supply)仕様にも対応します(PPSでは最大出力は80W)。そして気になる複数ポート使用時の電力制限に関しては後述します。


注目の本体サイズは、約67×57×32mm(プラグ部分を含まず)、重量は約206g。もちろんACプラグは折りたたみタイプです。サイズ感としては、いわゆる手のひらサイズより小さめな、「手で握れるサイズ」といったところ。

これをアンカー側は「一般的な96W出力の充電器よりも約35%小型化」とアピールします。
同社の比較ではアップル製モデルとの比較となりますが、むしろ比較対象としては、アップル製品の67W版(73×73×28mm、205g)よりも小さい、と表現したほうが適切かもしれません。

言い方を変えれば、アップル製67W版ACアダプタを普段使っているユーザーにとっては「純正とほぼ同重量、なおかつ一回りほど小さいACアダプタで、iPhoneやiPadなども同時に充電できる」という、魅力的なモデル――というわけです。

なお多端子タイプという枠組みであれば、先行していたAUKEYの『PA-B7』がC2A2構成と、本機より端子は多いものの、本体サイズと重量は約69.8×69.3×33mm、223gで、本機のほうが小型、軽量。

さらに1ポートのみの機種にも比較対象を広げた場合、同じくAUKEYの『PA-B5』が57×57×32mmで151gとなっています。が、100Wクラスでは(総合出力に余裕があるだけに)単ポートと多ポートでは使い勝手に大きく差が出るもの。

そう考えると、本機のサイズと重量はさすが大手メーカーの最新モデル、と特筆できるものではないでしょうか。

なお、既発売のNano IIシリーズと比較してみるとこのような感じに(右端が本機)。さすがに多ポート型のため、65W版(右から3種目)と比べても大柄ではありますが、出力とポート数の割には小さいと、十二分に主張できるサイズと思います。



さて、USB ACアダプタ好き、またはともかく本機を使ってみたい、というユーザーにとって重要なのは、複数ポート時の出力の割り振りでしょう。
当然ながら、最大100Wというのは総合出力のため、制限は受けます。が、後発だけありユーザーが使いやすいであろう、と思える出力パターンになっているのが特筆できます。

たとえば、USB-C×2出力時は60W+40Wと、それぞれ5Wほど小さくなりますが、代表的なACアダプタに近い設定。また上側のUSB-CとUSB-Aならば、80+18Wと、iPhoneの高速充電をUSB-A側で賄えるだけでなく、ほぼフルパワーが使えます。

また気になる全ポート同時利用時では、45+30+18W(合計最大93W)と、PCとスマートフォン(またはタブレット)、そしてアクセサリなどの同時充電時に便利な振り分けに。こちらもUSB-A側に18Wが確保されるのがポイントです。

すでに多ポートタイプのACアダプタをお使いのユーザーはおわかりかと思いますが、こうした出力制限は、意外なまでに大きな実用性の差となるもの。このあたりの設定に関しても、後発のメリットを活かしたところと呼べそうです。

●1ポート利用時
USB-C出力:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=5A(最大100W)
PPS出力:3.3~16.0V=5A(最大80W)
USB-A出力:4.5V=5.0A / 5.0V=4.5A / 5.0V=3.0A / 9.0V=2.0A / 12.0V=1.5A(最大22.5W)

●2ポート利用時
USB-C (2 ポート同時):60W+40W(合計最大 100W)
USB-C (上部) + USB-A:80W+18W(合計最大 98W)
USB-C (下部) + USB-A:60W+22.5W(合計最大 82.5W)

●全ポート同時利用時
45+30+18W(合計最大93W)


このように本機種は、「モバイル可能な100W多ポートACアダプタ」として、重量・大きさ対仕様が高レベルでバランスしたモデル。

もちろん同シリーズの他機種と比べると、ポートの多さもあってか大柄に見えてしまいますが、多くのライバル製品を上回るであろう実用度の高さは、さすがのアンカー製最新モデルといったところでしょう。

100W級多ポートアダプタの新しい標準ともなりそうなだけでなく、アンカー側にとっては、結果的にリコール騒動などで幻の機種となってしまった初代100Wモデル『PowerPort Atom PD 4』のリベンジを十二分に果たしてくれそうな一品と呼べそうです。

Source:アンカー・ジャパン 製品ページ

《橋本新義》
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