Xがサブスク刷新、GrokやCursorと一体化。移行で値下げのプラン、実質値上げの場合も 青バッジは月1280円から

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X (旧Twitter)やGrokを運営するSpaceXSI (xAI)が、X PremiumとGrok、Grok Bot、Cursorをまとめた新サブスクリプション「The X Subscription」を開始しました。

日本でも購入でき、Xの認証バッジ(青バッジ)が付く最安プランはWeb版の月額1,280円になります。

■ 5段階の新プラン、旧プランは新規受付を終了

新サブスク「The X Subscription」はFree、Plus、Premium、Super、Ultraの5段階。

従来のX Premium (ベーシック、プレミアム、プレミアムプラス)は新規受付を終え、これから契約する場合は新プランから選ぶことになります。

新プランのPlusは、現行のXでいうX Premium相当。青い認証バッジ、タイムライン広告の削減、投稿の収益化、投稿の編集、長文投稿、記事の執筆、メディアスタジオ、高度な分析などが利用できます。

現行のX Premiumとの主な違いはAIの扱い。Grokは従来から無課金でも使えましたが、新プランでは利用枠がGrokアプリやCursorと共有になり、Plus(旧プレミアム)でもCursorやGrok APIが使えるようになります。

Premium以上は旧プレミアムプラスの特典をすべて含み、ほとんどの場所で広告が表示されなくなります。返信ブーストも強くなり、優先@handleも加わります。

さらに上のSuperとUltraはAIの利用量が増えるだけで、X側の特典についてはPremiumと同じです。

■ Xの課金でGrokとCursorも使える

新プランでは、Xの特典とAIの利用枠がセットになる点が大きな変化。Plus (旧プレミアム相当)でもGrokのチャット、音声、画像生成(Imagine)、Build、Grok API、コーディング支援ツールのCursorが利用可能になります。利用枠は週ごとに更新され、GrokとCursorで共有します。

旧プレミアム(新Plus相当)でも無料版より多くGrokを利用できましたが、新プランのPlusではこれにGrok API、アプリを作るBuild、Cursorが加わり、Grokアプリ、X内のGrokタブ、Cursorのどこで使っても同じ枠から差し引かれます。

旧プレミアムプラス(新Premium相当)は、すでにSuperGrokとGrok Botを含んでいました。新PremiumではCursor Pro相当の機能として、クラウドエージェント、Bugbot (AIによるコードレビュー)、Origin (コードのホスティング)が加わります。

Premium以上ではAIエージェントの「Grok Bot」も利用できます。利用量はPlusを基準に、Premiumが4倍、Superが15倍、Ultraが50倍。CursorでClaudeやGPTなど他社のモデルを使う分は利用枠に含まれず、APIの定価で別途課金されます。

SpaceXSIによれば、Premiumには従来のSuperGrok、Cursor Pro、X Premium+を合わせた月90ドル分の特典が含まれます。どの層も、置き換え前のプランより1ドルあたりの利用量が多いとしています。

■ 旧プレミアム相当は値上げ、旧プレミアムプラス相当は値下げ

日本のWeb版の価格で比べると、旧プレミアム(月980円)に相当するPlusは月1,280円で、300円(約31%)の値上げ。

年額も10,280円から12,800円に上がります。米国ではどちらも月8ドルで、値上がりは円建ての価格設定によるもの。

旧プレミアムプラス(月6,080円)の特典は、新Premiumの月5,280円で得られます。800円(約13%)の値下げ。

■ 切り替えは任意、ただし一方通行

既存のX Premium契約は自動では変わりません。プラン、価格、機能はそのまま続き、年額契約も期間の終わりまで有効です。SpaceXSIは将来的に残る契約者も新プランへ移す方針ですが、時期は決めておらず、事前に告知するとしています。

切り替えはXのサブスクリプション設定から行えます。ただし切り替えは取り消せず、サポートでも元に戻せません。旧プランは新規受付を終えているため、一度やめると旧料金には戻れません。

Xの特典を受けられるのは個人アカウントに限られ、組織が管理するアカウントは対象外です。

Xしか使わない旧プレミアム契約者は、今のプランを続けるほうが月300円安く済みます。AIも使うなら、その差額でGrokとCursorの利用枠が加わります。旧プレミアムプラス契約者は、切り替えると料金が下がります。

■ 提供状況と価格

新プランは日本でもすでに契約できます。日本のWeb版の価格は次のとおりで、年額はいずれも月額の10か月分です。

(利用量の基準はPlus。UltraはPlusの50倍)

プラン月額(Web)年額(Web)旧プランとの対応主な内容
Plus1,280円12,800円プレミアム(980円)青バッジ、広告削減、長い投稿、編集、X記事、クリエーターツールと収益化、Grok、Cursor
Premium5,280円52,800円プレミアムプラス(6,080円)広告ほぼなし、Grok Bot、利用量4倍
Super17,800円178,000円なし利用量15倍、混雑時の優先アクセス
Ultra34,800円348,000円なし利用量50倍、新製品・新モデルの先行利用

アプリ内課金はWeb版より高いプランがあり、iPhoneアプリではPlusが月1,580円、Superが19,800円、Ultraが40,800円。

購入画面には、Plusの6か月25%割引や、Premium以上の初月50%割引といった期間限定の割引が表示されています。

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