ZERO ZERO ROBOTICSは、プロペラユニット合体で自律飛行カメラになる手持ちジンバルカメラ「HOVERAir VERSA」の仕様と価格を公開しました。日本では2026年9月中旬より先行販売を開始する予定です。
■ ドローンからカメラだけ分離して使うコンセプト
HOVERAir は、二つ折りでポケットに収まる HOVERAir X1、日本でも要登録の無人航空機扱いにならない99g以下のHOVERAir X1 Smart など、自律飛行で空撮や追跡撮影してくれる小型ドローンカメラを販売してきたメーカー。
新モデルのVERSAはプロペラ部分を着脱式にして、本体だけでも3軸メカニカルジンバルを備えたポケットカメラとして使えるようにしたコンセプトです。

7月の発表時点では機能の概要のみでしたが、今回 Ingiegogo でクラファンが始まったことで仕様が明らかになりました。センサーは1/1.3インチCMOS、動画は4K/60fps、静止画は1,200万画素、内蔵ストレージは64GB、ダイナミックレンジ17.5段など。
カメラ単体の重量は163g、フライトウィング装着時は約230g。ドローンとしては、日本国内では屋外飛行の際には国交省への登録など手続きが必要な無人航空機扱いです。
飛行モードはオービットや俯瞰など10種類以上に対応し、手のひらからの離着陸に対応。AIによる自動追尾や構図提案、旋回して360度撮影からガウシアンスプラッティングで3D空間を再構成する機能も備えます。
■ 1/1.3センサー搭載、バッテリー1本で手持ち3時間・飛行14分

飛ばないジンバルカメラには1インチセンサーやデュアルレンズを積み、8K撮影にも対応する製品がありますが、VERSAのセンサーは1/1.3インチ。
手持ちジンバルカメラにならない従来機種「HOVERAir X1 PROMAX」は同じ1/1.3インチセンサーながら8K・4,800万画素に対応し、飛行時間16分、最高速度42km/hなど。いずれもVERSAの14分・36km/hを上回ります。
一方、VERSAは手持ちモードのために3軸ジンバルやディスプレイを載せている点が特徴です。

■ 飛ばせない場所でも使えるコンセプト
HOVERAir のX1シリーズは、分類としては「カメラドローン」ではあるものの、手のひらから離陸させればあとは勝手に追従したり、被写体のまわりを周回する、常に正面から相対してトラッキングなど、自律的に撮ってくれるロボットカメラ的な製品でした。
ドローンを飛ばせない場所での撮影や、三人称ではなく主観で滑らかな映像を撮りたい場合、スマホで妥協するか、ドローンと別にさらにジンバル(またはジンバルカメラ)を持つかの選択になりますが、VERSAは「カメラ、ジンバル、バッテリーがあるんだから、羽を外せば一台で済む」発想です。
■日本では9月中旬からMakuakeで先行販売
日本向けには2026年9月中旬より先行販売を開始する予定。価格や販売条件は後日発表としています。
海外のIndiegogoキャンペーンではフライトウィングなしの本体単体が通常499ドル、フライトウィングや予備バッテリーが付属する「FlyMore Combo」が887ドルとなっています。
¥66,940
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)







