Apple TV+のSFドラマ『コンステレーション』、1シーズンで打ち切り

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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AppleTV+は、ノオミ・ラパス主演のSFサスペンスドラマ『コンステレーション』の第2シーズンを制作しないと報じられています。

『コンステレーション』は、ノオミ・ラパス演じる宇宙飛行士ジョーが、ISS滞在中に命の危機にさらされ、奇跡的に生還したものの今度は地上における生活の中で、以前の日常にはなかった異質な空気感にむしばまれそうになりつつ、失われたすべてを取り戻そうとする……といったストーリー。SFというよりはサイコサスペンス的な味わいの方が深い作品です。

その手のドラマが好きな人にはたまらない雰囲気もあったものの、エンタメ情報サイトのHollywood Reporterによると、『コンステレーション』は、インターネット視聴率データを中心とするメディア調査会社ニールセンによる、ストリーミングランキングのトップ10にランクインできませんでした。

一貫して重苦しい雰囲気が漂う本作は、難解なテーマに視聴者側にも集中力が求められ、注目度や話題性の面でいまひとつ波に乗れなかった感があります。その結果として『フォー オール マンカインド』、『ファウンデーション』、『インベージョン』、『サイロ』さらには『セヴェランス』といったApple TV+の層の厚いSF・サスペンスドラマのなかで埋もれてしまったのかもしれません。

Apple TV+では今月、ブレイク・クラウチのSF小説をドラマ化した『ダーク・マター』の配信が始まりました。この作品には若干『コンステレーション』に似たテーマもありますが、SNSの反応を見る限りでは、視聴者の評価は良さそうです。

《Munenori Taniguchi》

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