YouTubeですぐゲームが遊べる「Playables」、Premium会員向けに期間限定で提供開始

ゲーム PC
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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YouTubeは有料のPremium会員向けに、アプリやウェブ版ですぐにゲームが遊べる新機能「Playables」の試験提供を開始しました。

日本でも利用でき、2024年3月28日までの期間限定で遊べます。


「Playables」はゲームのダウンロードを待つことなくすぐにプレイ可能です。Premium会員の方であれば、このリンク先から有効にすることで利用できます。

使い方は、ブラウザおよびモバイルアプリとも、ホームタブを [ゲームルーム] セクションまでスクロールするか、探索メニューの [ゲームルーム] リンクを選択します。

手元の環境ではiOS版、Android版、PC用ブラウザすべてで利用可能となっています。お勧め動画やショート動画等の下に「YouTubeのゲームルーム」としてゲームがラインアップされているはず。

記事執筆時点でプレイできるゲームは、全37本。おなじみの物理演算パズル『Angry Birds Showdown』やビリヤードゲームの『8 Ball Billiards Classic』、ほかクロスワードやソリティア、スクーターのドライブゲームなど様々なジャンルあり。どれもタッチ操作やマウスで不自由なくプレイできます。

これはYouTubeを運営するGoogleにとって、今はなきクラウドゲーミングプラットフォーム「Stadia」に続くゲーム事業へのチャレンジとなります。

2019年のStadia発表時には、YouTubeでゲーム動画を見た後に、動画内に現れる「プレイ」ボタンを押すとブラウザ上でそのゲームが遊べると予告していました。そうした連動はついに実現しませんでしたが、「YouTube内でゲームをプレイ可能」という意味で、ささやかながら遺志を継いでいるのかもしれません。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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