マイクロソフトとAMDは、AMDのアップスケーリング技術「FSR Upscaling 4.1(旧称:FidelityFX Super Resolution 4.1)」をXBOXプラットフォームへ導入すると発表しました。
対象はXBOX Series X、XBOX Series S、XBOX Ally Xで、XBOX Ally Xは年内に提供を開始予定、XBOX Series X|Sは近日公開(coming soon)するとのことです。
FSRは、ゲームを低解像度でレンダリングし、機械学習を用いて高解像度かつシャープな映像を生成するAMDの技術。同種の技術としてはNVIDIAのDLSS、インテルのXeSSがあります。レンダリング解像度を低く抑えることでGPUの処理負荷を下げ、その結果生まれた余裕をフレームレート向上などのパフォーマンス改善に活用できます。FSR 4.1は従来バージョンから大きく進化したとされており、特にXBOX Series Sでの性能向上への貢献が期待されます。


XBOX CTOのScott Van Vliet氏は「AMDは20年以上にわたる重要なパートナーであり、今回のFSR 4.1のXBOX対応は、開発者にとって性能と映像品質を高める強力なツールになる」としています。また、将来的には「Project Helix」と呼ばれる取り組みにおいて「FSR Diamond」を活用した次世代技術の開発も進めているとしています。
XBOX Series Sはこれまで、独特なRAM配分の構造から開発者にとって対応が難しいハードウェアとされてきました。FSR 4.1が処理の一部を担うことで、開発者がネイティブ1080p映像を実現するための負担が軽減されると見られています。また、最新モデルのXBOX Ally X20を含むXBOX Ally Xシリーズでも、大幅なパフォーマンス向上が見込まれるとしています。
一方、残念ながらXBOX Ally(無印モデル)はFSR 4.1に非対応であることも明らかにされています。
XBOX Ally XへのFSR 4.1対応は2025年内を予定しています。XBOX Series X|SについてはMicrosoftから具体的なスケジュールは示されておらず、「近日公開」とのみ案内されています。価格などの詳細についても現時点では公表されていません。









